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IV号戦車は1937年10月から1945年3月まで生産され、その総生産台数は派生車を除いても8,500台以上になり、文字通り大戦中のドイツ軍の主力戦車であった。大戦後半はパンター戦車に主役の座を譲るはずであったが肝心のパンター戦車の量産が進まず、旧態化したIV号戦車を最前線に送らざるを得なかった。 バリエーションもA型からJ型まで存在し、前線からの要求にこたえるため次々と改良されていった。 F型の装甲強化型がG型である。初期、中期、後期、最後期の4種類に分類され、初期及び中期生産型はF2型、最後期はH型初期型と大変似ている。1942年6月から1943年6月までに約1,700両が生産された。 ■はじめに アーマーモデリングの4号戦車コンペに参加するために作り始めたキットであります。作りやすいものをと、タミヤの4号戦車をチョイスしたのに、何を血迷ったかG型のしてしまってます。おかげで間に合いませんでしたが。 4号戦車に別に思い入れはありません。戦車らしい戦車といえますよね。実は転輪が多くめんどくさそうなので作るのを避けていたんです・・・。 ■製作 そのまま作ればすばらしいH型が完成するはずなのですが、それでは芸が無いだろうと変な欲を出してG型として製作することにしました。 ちょうどタイガーモデルデザインズのコンバージョンキットがありましたので、これを使いました。このキットは生産時期に合わせたG型を作ることができるので資料を見ながらどのパーツを使うか吟味します。使ったのは砲塔天板、キューポラ、前面装甲、背面装甲、マズルブレーキ等、H型とは明らかに違う所です。他にもパーツ付いてましたが今回は使うのをやめました。タイガーモデルデザインズのレジンパーツは大変ディテールがよく気泡もほとんどありませんでした。板状のパーツは若干反りがありましたので、熱湯でやわらかくしてから合わせてます。 エッチングは、ボイジャーモデルからズバリG型用が出ていたのでこれを使いました。本来、グンゼ/ドラゴン用なのでサイズが合わないところもありますが、気にしない気にしない。使い切ることはわたしの腕ではできないので、いいところ取りになってます。タミヤのエッチングは厚みがあるのでステーやインテークカバーに使用してます。純正品なのでジャストフィットするのは当たり前ですけどね。クランプ類はわたしの定番ロイヤルモデル。このメーカーのは一番作りやすいのでもっぱらこれです。 車外装備品は初期型のものですので、タミヤの装備品セットから。ボッシュライトも左右ついてますので、これも装備品セットから持ってきます。あとはちまちまとチェーンを付けたり、補助エンジンマフラーの形状変更、フェンダー薄々攻撃とかやってます。後部のワイヤーは水糸を使いました。この辺の工作は嫌いではないけれど途中で飽きてしまうのが玉にキズですね。 溶接跡はプラクラストの3mm、5mm丸棒を接着して流し込み接着剤で溶かしつつナイフでちまちま再現しました。エポパテでする方法もありますが、わたしは苦手なものでして・・・。 キャタピラはモデルカステン。予備履帯とそのラックや止め具もモデルカステンです。組んでみるともう少し足るませてもよかった気がします。一コマ足りなかったですかねぇ。 ■塗装・デカール いつものようにマホガニー+ダークアース+ダークイエローで塗りつぶします。今回は下回りを派手に汚す予定なのでほとんどそのまま下地色を残しました。下地の上にダークイエロー+フラットホワイトをいつもより大雑把に吹きました。冬季迷彩をするので大雑把でもかまないかなと思いまして。 冬季迷彩はどうやるか悩んだ挙句、ハンブロールのマットホワイトをざっくりと吹きました。さらにラッカーのダークイエローでドライブラシをかけて冬季迷彩が剥がれた感じを表現。バーントアンバーやフラットブラックで2、3回ウォッシングを行って落ち着かせました。 キャタピラはフラットブラックとフラットホワイトを混ぜて作ったダークグレーで塗ってます。装備品の細かい塗りわけはほとんどハンブロールでやりました。 いったん半光沢クリアーを吹いてから墨入れを行い、デカールを貼ってます。車体番号はタミヤの旧番のパンサー戦車のもの。ちょっと大きい気がしますが、ちょうどいいものが見つからなかったのでこれにしました。他のデカールは別売りのタミヤのデカールセットを使ってます。 ■ウェザリング ドロ汚れが今回の課題ですので、がんばってやってみます。。石膏をアクリル溶剤で溶いたものにアクリルカラーで色を付けてから下回りに塗りたくってみました。乾くと白くなるのは前回のM26でわかってましたので濃い目に着色したんですが、考えていた以上に乾燥したら白っぽくなってしまいました。ごまかすためにその上からパステル粉をなすり付けた後、半光沢クリアーを吹いて少し湿った感じにしてます。このやり方でかなりイメージどおりになったと思います。 その他のウェザリングはパステル粉を使いました。ピッチングは新めの車体ということにしてあまりしませんでした。今回、ピッチングにダイソーの筆ペンを使ってみましたが、これが使いやすい。コピックマーカーよりもはるかにいいです。筆先が細かいキズを書き込むのにちょうどいい細さと柔らかさなんですよね。乾いても水ですぐ拭き取れるし、なによりコピックと比べてはるかに安いといういいこと尽くめのこの筆ペン、かなりお勧めです。ただ色は少ないですけれどね。 ■フィギュア フィギュアは素組みのまま。ポーズ変えもしませんでした・・・・じゃなくて、できるスキルがありません。装備品は塗装前にすべて接着。おかげで塗り分けが半端じゃなくめんどくさかったです。おかげで銃身は折ってしまうしで、かなり苦労しました。ちなみに顔は油彩でそれ以外はすべてハンブロールで仕上げてあります。白の服はやっぱり難しかったですね。 キット付属のストーブはフラットブラックで塗った後、パステル粉を適当に付けてます。実際こんな雪の上で使われなかったと思いますが、その辺は雰囲気重視ということで許してくださいね。 ちなみにストラップ類はエッチングのランナーからちょうどいい太さのものを選んで付けてみました。 ■ベース作り 雪景色のビネットを作るので、地面は簡単に済ませようと思い、以前アーマーモデリングで紹介されていたアーチスタフォルモ・ブラウンという粘土を |
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| 使ってみました。色がちょうど湿った感じの土みたいになるのでなかなかいいです。粘土なので轍も付けやすいのもいいですね。 積もった雪を表現したかったので、粘土の上にモデリングペーストを薄めに伸ばして塗りました。乾く前に枯れた草として手持ちの材料(なんだったか忘れてしまいました)を植え込みます。雪の表現には定番の重曹。積もらせるのに2箱も使ってしまいました。作業机が粉まみれになってしまうなど、苦労した分、初めてにしてはいい感じに仕上がったと思います。 当然、車体のほうにもこびり付いた雪を表現するために重曹を乗せます。重曹の定着には水で溶いたマットメディウムを使いました。 ■最後に 結局、完成まで半年もかかってしまいました。4号戦車コンペに間に合わせることができなくて非常に残念に思います。その後の関西AFVの会にも間に合わせられませんでしたしね。途中お芝居が入って放置期間があったにせよ、時間かかりすぎです。これくらいのビネットはちゃっちゃと作れるようにならないと、ど素人の冠は外せませんね。 それにしても、この4号戦車、ものすごいお金がかかってます・・・。その割にはうまくできていない。完成はさせたけど反省も多い今回の作例でした。 |
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