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1980年代初めに登場した5tクラスの中型貨物トラックのバリエーションの一つがM923A1である。特にM923A2は独特の大径タイヤからビッグフットの愛称で親しまれ、頑丈な構造と優れた悪路走行性でアメリカ陸軍の輸送部隊の中核となっている。M923A1は海兵隊仕様であり、CTIS(タイヤの空気圧をボタン操作一つで走行条件に合わせて変更し、不整地を走破しやすくする装置)が付いていない。 ■はじめに ミリタリーモデリングマニュアルの作例を見て米軍のトラックってかっこいいやんと思っていたところ、とある模型屋さんがスケールモデルをやめてカーモデル専門になるということで7割引でGETしたのがこのキットです。あわせてオードナンスのレジン製タイヤも7割引だったので買いました。 ボンネットがどーーーーんと自己主張している、かっこいいトラックです。ボンネットのおかげで積載量が少なくなっていることなんて丸で気にしてない感じもまたいいもんです。 ■製作 キットのほうはまずまずのディテールですが、この辺は以前作ったLAV−25と同じような印象ですね。ただ、タイヤは使えません。ディテールがおかしすぎます。一番目立つタイヤがダメダメだとどうしようもありませんが、オードナンスのM923A1用タイヤを買っていたおかげで、キットのタイヤを使わずに済みました。 キャンバスの表現もかなりおかしいです。わたしが作りたいものはハードトップでウィンチ付きですので、ここはM925から流用します。 タイヤもので特に重要なのはすべてのタイヤを接地させること。ファウンではこれで失敗しましたから十分に気を使いました。タイヤは接地できたんですが、キャビンや荷台を乗せるとどうも傾いているので、0.5mmのプラ板かませて水平にしました。 シャーシ周りを重点的にエッチングで少しばかりディテールアップ。M923A1仕様の特徴である、バンパーのリブ、独自のタンク等を追加。荷台のフックも真鍮線を使ってちまちま追加しました。ウィンカーはタミヤのハンビーのを使ってます。 それにしてもでかい。全長はティーガーIに匹敵するくらい(^.^) イタレリのキットは手を入れ始めるときりがないですな。何でも妥協が必要です。それにしても細いパーツ多すぎ。実際折っちゃいましたしね。実は同じキットを2つ持っているので事なきをえましたが・・・・。エッチングも使っているので持つところに困りました。寝かすとミラーがもげそうですしね。 ドライバーはタミヤのハンビーから持ってきました。腕の位置を少しずらすだけでフィットしました。ジャケット着ていないのがよかったのですが、乗せたら顔しか見えません。しっかり作ったキャビン内もさっぱり見えないのは悔しいですねぇ。 ■塗装・デカール キャビンの塗装をまず終わらせます。車内色と同じグリーンFS34227にホワイトを混ぜたものを塗装しました。下回りも同じような色で塗られているみたいなので、この色を使いました。 フィギュアは顔と手を油彩で。今回、服の塗装にセラムコートといトールペイントに使う塗料を使ってみました。これ、意外と使い勝手がよかったです。乾き加減が早すぎず、遅すぎずな感じでこういう迷彩服を塗るにはなかなかいいんではないかと思いました。 M923A1って意外と資料が少なく、NATO迷彩をどのようなパターンで吹き付けてあるのかぜんぜん分からなかったです。結局参考にしたのは、ググって見つけた海外の方の作例でした。各色ホワイトを入れて明度を上げてあります。2年ぶりの迷彩塗装ですが、なかなかうまくったのではないかと思ってます ■ウェザリング・仕上げ 今回は、すでにクリアーパーツを貼り付けていることもあり、エアブラシで吹き付けてウォッシングができないので筆塗りにしました。 ドライブラシも軽く行ってます。 足回りは、タミヤアクリルのフラットアースとミディアムグレーを混ぜて薄めて吹いて、全体はこれまたアクリルのバフをさーーーっと。タイヤはウェザリングパステルのサンドとライトブラウンをアクリル溶剤で溶いてペタペタ。要所要所の汚れに、ガンダムウェザリングマーカーとタミヤのウェザリングスティックを水で溶いて塗ってふき取り・・・。と、新アイテムを使ってできるだけお気軽に仕上げました。これらの新アイテム、すごく使いやすいです。こればかり使うと、仕上げが画一化する可能性がありますが、お気軽さに勝るものはないかもしれません。特に単品作品ならこれで十分かと。 写真で見るとヘッドライトに黒いテープのようなものが貼ってあるのが確認できるので、これを再現します。0.5mmのマスキングテープを黒く塗ってぺたっと貼り付けました。 グリルについてある赤いプレートも作りました。0.14mmのプラ板を短冊に切って赤く塗り、エナメルのフラットイエローで文字を書きました。近くで見ると文字がガタガタなのがはずかしい・・・。 ■最後に 中断含めて完成までに1年半を要しました。昔ならこれくらい長くても2ヶ月あれば仕上げられたんですけどね。プラモだけに構っている時間が無くなっているのがあるとはいえ、年はまたぎたくないもんです。まだ作りかけのものがありますので、この次もこれらを完成させるべくがんばりたいですね。せめて今年中にあと1個・・・・。 |
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